今年のベストウェアラブル Apple Watch

何か林檎の回し者のようでいやなのですが、林檎時計は大変気に入っています。

ピントが合いづらく、見づらい写真で申し訳ありません。

発表から発売の当初は全く興味がありませんでした。むしろわが家では時計好きのカミサンが発売直後に購入。あまり気にもしていなかったのですが、いつも充電だけしてあって、使った気配が無いので、9月のとある日、6Sを購入したこともあり、興味本位で「使っていないなら、使っても良い?」と聞いた所、予想外に快諾。そこから林檎時計との付き合いが始まりました。
丁度、watchOSが2となった時期であり早速アップデート。iPhone経由のアップデートの方法がやけに面倒で、時間もかかったので嫌な予感はしていたのですが、一応杞憂に終わり無事に使用開始。ネット経由で抱いていた悪いイメージと随分違って、そこまで悪く言うほどの出来では無いなぁという印象で1週間ほどが過ぎました。

まずはじめにヘーッと思ったのは、メール、SNS、電話の通知、予定がブルッと飛んできて、メールであればその場で不要なものはすぐに削除出来、SNSはほとんどがカミサンからなのですが、"OK"、"はい"、"ありがとう"程度であればすぐに返信出来ますし、電話に気づかないことが減りましたし、リマインドしてくれるのでカレンダーに登録さえしてあれば予定を忘れることも減る点でした。最初の1週間使用した時点で、思った以上に便利じゃないという実感を持った次第です。

次に、慣れてくると意外に良いのが、アクティビティ。ムーブ、エクササイズ、スタンドを気にするようになって、体重は目立っては減りませんでしたが、忘年会シーズンでも増えませんでした。その他、気に入っているのはSiriを介した、

  • リマインダー

「○曜日、△△△するのをリマインドして」→iPhoneのリマインダー(Omnifocusとリンク)→自動でOmnifocusへ

  • アラーム

「15分後に起こして」→15分後にリマインド

  • タイマー

「3分タイマー」→3分後にリマインド

でしょうか?後はランニングの際に状況を確認出来るRuntastic、音楽の調整可能なミュージックアプリ、ヤフー天気で朝7時になると飛んでくる天気情報(既に職場ですが)、雨雲が近づいてくると教えてくれる雨雲レーダーなどは重宝しています。

欠点はもちろん既に数多くの指摘の通りですが、沢山あって、

  • 独自のケーブルを使った充電は毎日必須で、これを忘れて出張に行った時には寂しい思いをしました。
  • 一日は持っても二日は絶対に持たないバッテリー。
  • これで早くなったのかと思うほど、アプリの立ち上がりに時間がかかります。OS1の時はどんな速度だったのかと思ってしまいます。
  • グランスの操作性がまだまだ不満。
  • Siriを使えば何とかなるのですが、林檎時計で情報を探す気には中々なれない。これではせっかくアプリ制作者が作り込んでも使ってもらえないのかと思ってしまう。

ような所かと思います。

総じて、林檎時計から飛んでくる情報というフローはとても便利なのですが、林檎時計を介して情報を探しに行く場合は不便かなと。結局林檎の定義した、林檎時計はこうすると便利なのですよという柵の中で遊ばせてもらうことが快適という点は何となく寂しい限りです。

それでも使い始めて、随分思ったより良いなと思う場面が増えたので、このまま使い続けていくと思う林檎時計です。ということで、今から時計をはめて年末ランしてきます。