まだまだ現役のiPad mini

スマートフォンと同じで、iOSやアンドロイドのタブレットは新規購入をしませんでした。iPad miniiPad Air 2ほど劇的な変化をしていれば分かりませんでしたし、Xperia Z3 Tablet Compactもかなり惹かれましたが、Z ultraの使い方を気に入っていますし、かなり被るので見送っています。

当方の iPad miniは、iPad mini 2になるのですが、昨年末ほど使っていないものの、そばにいたら楽しくて良い友達、気分転換してアイデア出しをしたい時に良い道具という他の端末には無い独自の立ち位置で頑張ってくれました。ホーム画面はこんな感じ。

使い方が変わるかもしれないと期待していた「これまでで最も大規模なバージョンアップ」とAppleが明言したiOS8には、あまり恩恵を受けた感じがありませんでした。特に残念なことにサードパーティ製キーボードアプリでは、Bluetoothキーボードを使った文字入力ができません。サードパーティ製品のIMEを使えるようになると聞いて、ポメラ的立ち位置を加えることが出来ると期待していただけにガッカリ感は相当でした(笑)。ちなみにATOKiOS版は、最初のバージョンについては残念な出来でしたが、最近のアップデートで、かなり使えるようになってきていますので、Bluetoothキーボード対応になりますと、文章作成マシンとしても有能になるのではと思っています。

では、どんな風に使っていたかを少し御紹介します。今年は、色々な異なる分野の方達と打ち合わせをすることがかなり多かったのですが、一つ一つの打ち合わせにキチンとした資料を作成しようと思うと、相当の時間が必要になります。でもブレインストーミング的な、また仲間との研究の打ち合わせ的な簡単なプレゼンテーションであれば、iPadEvernoteのみでも十分でした。Evernoteは、プレゼンテーションモードにすることで、自分の場合、資料をEvernoteに入れていますので、移動中に提示資料を少しまとめるだけで、軽量のモバイルプロジェクターを使って簡単にプレゼン出来てしまいます。

もっとも初回時には、この比較的レアなプレゼンの仕方の方に興味を持つ方が多くて、あまり内容に話が移らないことが問題であったかもしれません。

プレゼン前のラフスケッチとしては、PenultimateとJot Touchのコンビを使いました。自分の場合、重要な発表や発表内容を悩んでいる時などは、まずMindmapでアイデア出しして、Scrivenerでストーリーをまとめ、プレゼンのキースライドはラフスケッチしてパワーポイントに向かうようにしていますが、特にラフスケッチは朝のスタバや、休憩時など、隙間時間を利用して作るようにしています。この手の作業は机の前でパソコンと対峙するよりも、雑踏の中で、自由な発想で行った方が自分には良いようです。


Penultimateに書き込むと何も意識しなくともEvernoteにも保存してくれますので、後からパソコンでスライドを作成する時にも便利です。

それ以外にも定期的に配信されてくるAmerican Academy of NeurologyやNature Review of Neurologyに目を通したり週間アスキーを読んだり。またParallels Accessを使えば、iPad miniからMacへのリモートアクセスも以前に比べて快適に可能です。

きっと来年も御世話になると思う相棒のiPad miniです。