Notebooks の使い勝手まとめ
iphone 3GS で良く使っているソフトの一つがNotebooksです。
階層型のメモツールで、ファイル毎のセキュリティを設定出来て、本文内の日本語を含め検索可能な点はTOMBOに似ているかと思います。
Notebooksはもちろん単体でも操作可能ですし、このソフトの単体で便利な点は以前記載しました。
約3ヶ月使い込んできた当方がお勧めと思えるのは
・ローカルに保存しておきたいファイルはPCとBonjourを介したSyncdocsというソフトを使って同期
・Webに保存して色々な場面で編集したいファイルはMobileMeで同期
という2種類の同期を取ることが出来る点です。
また、最近のバージョンアップによりpalmのメモファイルも扱えたりします。
以下、同期やエクスポートに関する覚え書きです。
PCには、Syncdocsなるソフトをダウンロードします。この際、Bonjourと最新のJAVAの導入が済んでいることも大切かと思います。この一手間(面倒さ)をクリア出来れば、中々快適な同期ワールドが待っています。尚、上手く同期出来ない時には、ウィルス対策ソフトのファイヤーウォール関係を一時的にオフにしたり、適宜調整する必要性があるかもしれません(Google先生に聞いていただくと、Syncdocsの説明を書いていただいてあるサイトに複数出会えると思います)。
中にあるJARファイルをダブルクリックすると無事に画面が立ち上がります。
Syncdocsを使って同期、エクスポートしたい場合には、先にPCでSyncdocsを立ち上げておきます。
iPhone側では、設定で適宜 Sync to SyncDocs/WebDAVをONにしておきます。
Notebooksには、"ブック"と"ノート"という二つのアイコンがあるのですが、ブックは通常のフォルダのアイコンが本の形に変わったという理解で良いのかと思います。
ブックやノートを一つずつPCへエクスポートすることが可能です。
また、ブックをまるごとPCと同期するには、下の画面では"学会" タグの横にある"自・・・"という文字をタップすることで同期選択画面が出現し、
その後PC上のSyncdocsが認識され、数秒で同期が始まります。
MobileMeと同期する際も同様です。
テキストのエンコードは"Unicode"なので、過去のデータを持ち込む際には前もって変換が必要です。折角同期したのに文字化けで読めない経験をしたこともあります(苦笑)
扱うこと(同期)が出来るファイルが多いのも特徴で、
- .txt (editable in Notebooks)
- .html (editable in Notebooks)
- MS Office (.doc, .xls, .ppt, .pps)
- MS Office (.docx, .xlsx, .pptx) with OS 3.0 and later
- Apple iWork 09 (.pages, .key, .numbers) with OS 3.0 and later
- Apple iWork 08 (.pages.zip, .key.zip, .numbers.zip)
- Rich Text (.rtf, rtfd.zip) with OS 3.0 and latter
- Photos (.gif, .jpeg, .jpg, .png)
- Safari web archives .webarchive
- .db for importing from iPhone Notes app
- .palm for importing Palm Memos (Notebooks 2.6.2 and later)
と、少し手間はかかりますが、palmのMemoをインポートすることも最近可能になりました(同期出来るファイルはサイトのコピペで、全て自分で確認したわけではありません)。
尚、PC側で編集する場合、階層型のメモはテキストでは無く、html形式で送付されますので、Wordがあれば、Wordで編集可能です。ちなみに当方は秀丸エディタを使っています。
美しいインターフェースながら、機能てんこ盛りであるため、必ずしも簡単に使えないし、どこをどう使って良いのか分かりにくい点もあるし、TOMBOより使い勝手が良いかというと難しいかもしれないNotebooksですが、使い込むにつれて、GoodReader同様、手放せなくなってきている一品です。
Taka@ぽたもばさん、cooldadさん、どうでしょう(笑)