iPadはこんな所が気に入っています、役立っています

自分の生活におけるiPadの役割は、

"オンライン情報と書物情報のポータル"

と言えるかと思います。

入っているソフトはこんな感じ。知らない人が見ると、凄くたくさんソフトが入っていますねと笑われます(苦笑)

以下は自分の使い勝手


1, 書物情報のポータルとして

何と言ってもKindleの存在が大きいです。
海外の優れた教科書がiPad本体でDL出来て快適に読めてしまう。留学生の講義資料作成や、ちょっとした英語の表現の確認時など、その存在は大きいです。
これまでは、本屋さんに行っても取り寄せの場合が多かったですし、特に最近はドタバタしていて本屋さんにも中々行けない当方にとって、とてもありがたい存在です。
掌の上の丸善医学書売り場といった感じでしょうか?

文献管理はPapers。Macbook ProMacbook Airにも導入しています。

文献全体はDropboxのPDFフォルダに入れているのですが、Papersには、原稿書きや、発表がある度にフォルダーを作成して、その際に使う論文を入れています。Papersは、MaciPhoneとの同期も簡単ですし、軽快な動作で、論文の情報を簡単にまとめることが出来て気に入っています(使い勝手は先人の皆様が記載していただいています)。

結果、同じ内容の論文が複数のフォルダに入っていることもあるのですが、そんなことは気にしません。この方が頭の整理が出来ています。

また、読み込みたいときには、i文庫HDに送り込んでいます。
もちろん、M2Plusさんのソフトの存在も大きいです。



2,オンライン情報のポータルとして
RSS経由の論文情報収集はNewsRackで行っています。自分の場合、RSS情報の基本は、良く読む医学雑誌のRSS feed 。それ以外にも、自分の専門としている領域の疾患について最新の情報が飛んでくるように、PubMedRSS feedを作成し、Google Readerへ集めまています。

PubMedRSS feedの作り方は以下の通り。

新しい文献が出る度にRSSにアップして欲しい単語をPubMedで調べます。そして右上にあるRSSを選択

こんな表示が出ます

XMLを右クリック

リンクアドレスをコピーします

Google Readerを開き、登録フィード追加をタップします

先ほどコピーしたアドレスをペーストして追加を選択

無事に最新情報が定期的にRSSにアップされます

起床後か帰宅後にiPadのNewsRackで最新情報を確認。MaciPhoneで作業するよりも軽快ですし、雑誌を読む感覚でRSS内の文章を読むことが出来るので快適です。その中で気になった論文はEvernoteへ飛ばします。

この時tagは面倒なのでつけません。EvernotePubmedと入れれば、選択したい論文は送信した順番で全て出てきます。
その後、本文まで読みたい論文は、まとまった時間のある時にMacで本文のPDFファイルをダウンロードして、DropboxのPDFフォルダに保存するとともに、Evernoteの該当ページに貼り付けます。簡単な覚え書きをEvernoteに書いたりもします。


必要な論文を探すときは、こんな感じでMacの画面でざーっと閲覧出来る点も便利です。


次に、Flipboardでアメリカ神経学会の学会誌の情報を読む習慣も気に入っています。




この雑誌は毎週Podcastで30分ほどのWeekly Summaryを提供してくれるので、生の英語を聞きながら、文章を読むことも出来て、海外の学会に行っているような気分で英語の勉強も出来る点が気に入っています。


さらに、Web情報は、Hack系やスマートフォン系情報はInstapaper、仕事情報はEvernoteと使い分けていて、Instapaperは、週末やお酒を飲んで帰った時などにザーッと流し読み。気になった情報はEvernoteにhackのタグを付けて流し込んでいます。

あとはEchofonでTwitterという感じでしょうか?


3,その他

Web閲覧や、Mailの処理、一人予演会はiPadでかなりいけますし、大きな画面でボンヤリとMindmapを楽しんでみたり、Omnifocus、Nozbe、PocketInformantを使い大きな画面で椅子にもたれながらタスクや予定管理をしてみたり、EvernoteDropbox内のデータを気軽に眺めたりしています。途中、思いついたことはTextforceへ記載し、Dropbox経由でMacでまとめたり。


Webといえば、最近気に入っているのは、CoBrowser。iPhoneで擬似テザリング可能です。iGoogle内のGmailであれば、CoBrowser上で送受信も出来てしまいますし。


機会は多くないのですが、便利と思っている使い方は、出先で愛機のデジカメDMC-GF1の内容をみんなで楽しむこと。Eye-Fi、Shuttersnitch、ルーターで母艦は無くとも簡単にDMC-GF1で撮影した写真をiPadの大きな画面を使ってみんなで閲覧することが出来ます。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/20100720_381564.html

iPadは簡単な写真編集作業であれば、単体でかなりの部分が出来てしまいます。

出張中に役立つかどうかも大事なのですが、最近はほとんど日帰りであるものの、たまに宿泊した時などにはAirDisplayを使い、デュアルディスプレイで仕事も出来ます。

その他、office系の書類も快適とは言えませんが、NumbersがExcel出力にも対応し、Keynoteの実力もアップしたこともあり、そこそこ可能であると思います。

最後にiOS4.2になって、AirPlayを用い、大きな画面で映画を見ることや好みのスピーカーで音楽を聴くことはやはり楽しい。


iPadを購入して最初の頃は、Macの代わりにならないかと色々試していましたが、結局iPadならではの使い方が自分なりに見つかってきた感じです。

別にiPhoneMacでも出来ることと言えば出来るのかもしれませんが、同じ作業をMaciPhoneを使った場合に感ずるちょっとしたイライラの時間を減らす上で、また隙間時間をより快適に使う上で、自分にiPadはあっているようです。