Evernoteの運用まとめ(現状)
自分にとってiPhone 3GSやPC (Win/Mac)におけるキラーアプリであるEvernoteの運用について、覚え書きをかねて少しまとめみます。
【Evernoteの位置づけ】
Evernote は自分用資料のポートフォリオ(紙ばさみ)+GTD 運用補助ツールになっています。
【Evernoteで扱う資料・情報】
Evernoteへ流し込む媒体としては、主にデジタルフォーマット(オフィス系書類、PDF、JPEG)、紙、音声などがあります。
情報のソースとしては、主に配布資料、RSS情報、Web情報、メール情報があります。
【EvernoteでGTD的に情報を収集、整理、レビュー】
こうした内容を効率よくEvernoteへ挟み込むための現状や、その後の処理、整理、レビュー法などを覚え書きしてみます。
1.情報の収集
1)Scan snap で取り込んだ書類をそのままEvernote
こちらを参考にさせていただきました。とても便利です。
http://blog.evernote.com/2009/05/07/scan-to-evernote-fujitsu-scansnap/
2)Gmailへ来た添付ファイルをそのままEvernote
これも大変便利です。こちらを参考にさせていただきました。
http://haaya.net/1083
3)iPhone 3GSで直接手書きメモやボイスした資料をEvernote
・ポストイット感覚で使うとき
Paint for EverNote;機能としては少なめですが、こうした走り書きは自動的にバックアップできないとしばしば放置してしまう癖があるので
・研究会のメモなど(やや長文)
FastFinga;手書き(指書き)メモのイメージを一新してくれました。メール経由でEvernoteへ
HappyTalk レコーダーもしくはEvernote;HappyTalk レコーダーは良く出来たボイスソフトであると思います。
4)RSSで得た情報をEvernote
・Bylineから
以前のエントリーのように運用しています。
5)紙に書いた手書きのメモなどをEvernote
・A4までなら
JotNot;撮影後、補正を加えてメール経由でEvernoteへ
・大きめのポスター情報などをEvernote
必要に応じてAutostitchを利用出来ることを最近認識しました。
6)アウトライナーで考えたアイデアなどをEvernote
・iPhone
Notebooks;項目毎に、それぞれEvernoteへ。その後必要に応じてEvernoteでmerge
7)Web情報のクリップをEvernote
これはデフォルトで出来る機能です。
こんな感じで情報収集に励んでいます。
2,処理、整理
・帰宅前にその日のEvernoteを整理
・必要に応じてtag付け。この際、GTD的にAction、Project、Material、Waiting、Someday付けたりします
Evernoteは、タグの出来が優秀であると思います。タグはすぐに増減出来ますし、タグを消しても本文の情報は消えません。また、タグ同士を階層化することで情報整理にも役立ちます。
マックの方が相性は良いですが、TypePでも、以前のエントリーのように運用を工夫してそれなりの速度で利用出来ています。
3,レビュー
・iPhoneのEvernoteの良い点はタイトルをざっと俯瞰出来るところです。折に触れてEvernote開いてリマインドしています。
・全体的な整理や論文書きは、PCで見直し。この際にMerge機能が便利と思っています。
EvernoteにはMerge機能があるので、類似の情報を一元化したり、アウトライナー的に作成した文章を簡単にまとめることが出来ます。
【現状の感想】
Evernoteを使ってかなりたちますが、iPhoneの導入によって、自分なりに学んできたポートフォリオ+GTD的運用がかなり楽かつ効率的になってきた気が。。。。。
情報の収集に関しては、様々なリソースを一元化出来ますし、tagのお陰で情報の処理や整理も便利です。お陰で良いポートフォリオが出来ています。
さらに、merge機能を使うことで一気に本格的な書類へと変化させることも出来ますし、レビューの観点からはiPhone 3GSのEvernoteは最近のアップデートで例の25件という閲覧制限が無くなったので、便利さを増しました。
iPhone 3GSとEvernoteは良いマリアージュであると思います。後は、Vista、Windows mobile、BBBで利用する場合のEvernoteの使い勝手アップを期待しています。