英語版Palmを使う(21)

・文字化け少なくWebする;OperaMini

英語版Palmでネットやメール行うには、一工夫、もしくは追加投資が必要になります。アプリケーションの導入はもちろんですが、Treo650や700pではBluetooth付き携帯電話が必須です(Z22は通信できません。LifeDriveとTXは無線ランが付いています。CFスロットはいずれも付属していません)。当方が経験した携帯電話はM1000WX300K京ポン2)。接続の仕方は以前の日記に覚え書きしていますが、また機会があればまとめたいと思います。今回はアプリケーション編で、まずはOperaMiniのまとめです。

OperaMini
導入にあたっての大きなメリットは、文字化けの心配はほとんど無く、フリーで、パケット代が安くて済む(AOさんからいただいたアドバイスによりますと、Blazerで「PDAと海馬」を開いた場合には227Kほどですが、Miniですと2ページに分割されて17k+4kで21k、つまり通信コストが約10分の1で済みそうです、とのことです)点かと思います。
正式に対応をアナウンスされているのはTX、Treo 600、Treo 650Tungsten C、Tungsten T3。MA-CYさんがPalmware Mastersで紹介してみえるように、特徴や導入方法を含めREさん、taichiさん、no61さんのまとめがとても分かりやすくて参考になります。また、当方にとってOperaMiniの伝道師となってくださったAOさんのサイトはOperaMiniへの理解を深める上でも良く参考にさせていただいております。

一応当サイトでも導入方法を簡単に覚え書きいたします(^^;
まずIBM JVMこちらからダウンロードして、WEME571.zip を解凍。

  • J9JavaVMMidp20.prc
  • J9JavaVMMidp20_ja.prc
  • JavaVMCheck_jpJP.prc

以上をHotsync経由で本体にインストール。

OperaMiniをこちらからインストール
Treo650の最新版はopera-mini-2.0.4509-advanced-intです。
IBM JVMが実際にインストールされると、Preference内にIBM Java VMなる項目がOtherに出現します。この中で設定をこういった形でしています。

通常、これでも使えるようになります。あとはもう少し使い勝手が便利になる覚え書きです

★ フォントを小さく;Mini's patch for Opera mini V1.00 を使う方法が安定していて便利です。ミニーさんの手順通りに進めていけば良いだけです。導入の際に、当方の環境で少し工夫が必要だった点は、PCにパッチをダウンロードしてインストールしようとした際、「....vb6jp.dllセットアップ先のファイルは、他のアプリケーションで使われています。使用中のアプリケーションを終了してください。」、とのメッセージが出てしまい、そこから先に進まないことがあったのですが、これは当方の環境にVB6のランタイムが入っていたためで、ミニーさんにいただいたコメント通りにcabファイルからexeのみ取り出し、それをPC上で起動すれば問題なしでした。また、FileZで本体からSD内へファイルを吸い出すことが出来ても、本体に戻すこと出来ない場合にはMcFileを使うと上手くいきました。
small fontが無事にパッチされると、このような表示量になります。ご機嫌です。

POBoxで日本語入力する;OperaMiniで日本語入力するには一工夫必要です。Treo650の場合、PoBox使用下でAltを押してソフトキーボードを出せば日本語入力出来ます。ただ、Treo700pでは自分の環境下で上手くいきません(^^;

ATOKで日本語入力する;FxMapperで検索などにソフトキーボードを割り振ることでATOKが使えるようになります。以下の記事がとても参考になります。Treo700pでも上手くいきました。

★ その他;
・自分のTreo700pで5-way navigatorを使うと固まる場面があります。画面タップは安定しています
・安定して動かない時はJAVA系で違ったファイルが紛れ込んでいる可能性があります。そんな時はFileZなどで混入ファイルを探すか、インストールし直すことで改善しました(以前、REさんにコメントで教えていただきました)