Todoを便利にするソフト達

PDAではお決まりのように付いてくるToDo。しかし、通常の予定表に比べて使用頻度は少な目でしたし、置き換えソフトの数も予定表やメモより随分少ない印象を持っていました。ところが、最近、先を見据えた計画を立てて (少し〜数年先まで期間はバラバラですが) 運用すべき仕事が山積みとなってきて、PalmにおけるToDoとその置き換えソフト達の有り難味が分かってきたので、覚書も兼ねて少しご紹介します。

使っているソフトは、フランクリンプランナー&ライフバランス PDA版で教えていただいたLifeBalance、つじさんの日本語化のお陰で非常に使いやすくなっているDateBk6、はきさんのこの記事で知ったIdea Padの3種類です。いずれもToDoを基本としながら、思考を膨らませ、忘れずに計画を実行する上で優れたアプリと思っております。で、どのように使っているかといいますと、

  • 計画を立てる

LifeBalanceでは、Outlineでまず目標を設定し、その下の階層に設定される項目がTo Do Listに表示されます (写真はOutline画面。下の階層の項目がTo Do Listへ移動)。

LifeBalanceは操作性も良く、計画を立案する上で色々と付属している機能も楽しいので、中々優れたソフトとして気に入っています。
ただ計画を立てるだけでは日々の忙しさに忙殺されるので、何らかのリマインドが必要になります。LifeBalanceの良い点は、To Do Listに記録された内容は、通常のToDoにexport出来ることかと思います。もちろん、LifeBalanceのTo Do Listも優れものですが、これはまた別の機会に触れるつもりです。

  • 計画をリマインドして実行する

次にDateBK6のToDoは、緊急度4段階と優先度5段階で分類され、まず緊急度、緊急度が同じであれば優先度から順に予定表に並ぶようになっています。この予定表に表示されるという点がぼくにとっては非常に大事なようで、一応すきまの時間を使って、コツコツ仕事をこなしているようです。さらに、ToDoにはLifeBalanceで設定したOutline(目標)をカテゴリーとして入れておき、それぞれの項目のカテゴリーをLifeBalanceのOutlineと同じように設定すると便利です。

  • 計画を図示してみる

Idea Padは、Palm上でフローチャートを作成可能なソフトです。

画面は狭いので限界はもちろんありますが、ちょっとした時間にフローチャートをグリグリしてみると、何となく良いアイデアが浮かぶような気持ちに錯覚させてもらえます (^^;。Idea PadにはToDoのカテゴリーを入れ込む機能が付いていますので、DateBk6のToDoのカテゴリーをそのまま読み込んで、次々とフローチャートにしていきます。PCにもbmp形式で流し込めます(WinならC:\Program Files\Palm\HotsyncIDの付いたフォルダ内)。流し込んだファイルのサイズは非常に小さいので、PCで閲覧、編集するには、苦しい感じではありますが、フリーソフトでここまでやっていただけることにただただ感謝です。

もう少し、余分な操作なしに3つのソフトの連携が出来れば言うことなしですが、今の自分の満足度はかなり高いです。
使い込んでみると、改めてその良さの分かるPalmです (^^