医療で使えるW-ZERO3 (2) ネットを生かす
W-ZERO3の最大の魅力は、定額、広くて美しい画面、ほぼどこでも繋がる、強力なブラウザと４拍子揃った通信環境を持っていることです。この素晴らしい通信環境を生かすソフトやサイトを少しご紹介します。
1, MD on Tap
医療従事者にとって最も利用する海外検索サイトはPubMed。このMD on Tapは、通常のブラウザを使うよりもPubMed検索機能が非常に早いことが特徴です。導入から使用の手順は、
- MD On Tap.CABファイルをActiveSync経由でマイドキュメントなどにコピー
- CABファイルをタップ。インストールされます。ランドスケープ表示には正式対応していません
- まず、ネットに接続しておきます
- 検索したい語句を入れてGo
- 検索結果が出るまでは相当早いです
最初の表記は、タイトルの最初の部分、雑誌、筆者となりますが、ワンタップでサマリー、関連ページへジャンプ出来て、内容を保存（最初は本体のみ）可能です。興味のある方は一度お試し下さい。
Version 1.7 of PubMed On Tap
http://www.pocketgear.com/software_detail.asp?id=19128&associateid=9
２，ハイパー臨床内科
これは、ネット上にある教科書です。以前も一度ご紹介しました。月額1000円弱の契約金が必要となりますが、本体の購入金額の高さを考えると、相当値打ちになっています。PCで使っている方も多いかと思います。今はm3という医療従事者用サイトから契約しても使用可能です。W-ZERO3で使う場合、Operaでは、セキュリティの問題で入ることが出来ません。NetFrontは可能です。
通常、海外の医学系の教科書ソフトは、有名な雑誌の要約版であることが多いのですが、これはフルバージョンを検索出来ます。写真も豊富で、それを閲覧するのにW-ZERO3の実力は十分かと。Googleでハイパー臨床内科と入れて検索してみてください。
もちろん、この他にも、自分のお気に入りの各科専門系のサイトを登録しておいても使い勝手は良いかと思います。ネットの強さを生かし、正しい情報を確認することで、通常診療をより便利に、安全にしてくれる良いツールと思います、W-ZERO3。
