PDF書類を「眺める」から「読みこむ」ためのハードが出てくれたかなぁ

今週の木曜日の早朝に発表されたiPad

マルチタスクではなく、フラッシュもついていない微妙な感じもするiPadですが、これまで、PDFファイルを紙書類のように読む上で便利なハードを探してた当方にはとても嬉しい製品です。

現在PDFを扱う上で、iPhoneは狭い画面ながら、GoodReader はじめ良いアプリのお陰で、検索して確認したり、眺めたりという使い方は十分出来て重宝しています。でも読み込む上では画面解像度がボトルネックとして存在します。

一方、Macbook ProやType Tなどは、PDFファイルを快適に閲覧出来ますが、寝ながら、寛ぎながら読よみこむことは出来ませんでした。また、紙の書類のように机と水平の状態で読むことも出来ず、基本的にいつも同じ姿勢で読むことになります。これはあまり快適とは言えません。

出張中の移動時間や、家のソファで寛ぐとき等にPDFで書類や論文を読み込みたいなぁという漠然とした希望があったのですが、iPhoneボトルネックを解消し、パワーアップしてくれたiPadは、そんな望みを十分叶えてくれそうな感じです。

最近はScan SnapやScannaer Proで取り込むPDFファイルが増えたので、それをまとめて保存してあるEvernoteで読む上でも、iPadは便利な予感がします。Kindleの薄さや読む機能に特化した内容には魅力を感じているのも事実ですが、Kindleの場合ですと出張の際に必ずPCと2台セットになってしまうのではないかと思います。iPadの場合はシングルタスクとは言え、Safariが動き、メールが使え、Bluetooth keyboardを外づけで使うことが出来、keynoteが動くので、十分一台で色々こなすことが出来そうです。

自分にとっては、これまでと違うPersonal Digital Assistantながら、待ち望んでいた役割をもった存在になる、そんな期待を持って発売を待ちたいと思います。