iPhoneは仮想サードプレース

米国都市社会学者レイ・オルデンバーグによって1989年に提唱されたサードプレースという用語は、スタバのコンセプトとして有名で、不特定多数の人同士が出会い、集い、誰にでも開かれた場であり、特に都市において生活する場合に、精神のバランスを保つ上で必要といえる場所とされています。サードプレースで大切なこととして、

心をニュートラルにする
出会いの場の提供
いつでもいけるローカル性
知的フォーラムや個人のオフィス

という要素があるそうですが、自分にとってiPhoneは、写真や音楽や自己学習やWebなどで気持ちをニュートラルにしてくれて、ブログやtwitterなどを通じて知らない人々との出会いの場を提供してくれて、いつでもいけるローカル性を持ち、知的フォーラムとなりうるソフトが数多くあり、掌の上の仮想オフィスになっているという点で、バーチャルサードプレース的な役割を果たしてくれている気がします。


もちろん改善希望点も少なくないですが、自分の生活にこれほど密着すると思わなかったiPhoneです。