PDIC辞書をE61で閲覧する覚え書き
既にたくさんの先人の方々が様々な便利なtipsを書いてくださっているので、perlって何?という当方でも、とりあえずこれで出来ましたという覚え書きを書いておきます。
■まずインストールしておくもの
1,WindowsのPCに、ActivePerl Windows (x86) MSI をここから DL。DLしたファイルは指示のままインストールを進行。インストールが完了したらPCを一度再起動。
Windows の スタート/すべてのプログラム/アクセサリ/コマンドプロンプト/を選び、画面を開きます。最初に出てきた文字列の最後の>の後にperl -vと打ち込むとバージョンが出てきます。これで正常にActive perlがインストールされたことが分かります。
2,次にMobipocket Reader をPCにインストールします。これは辞書を使う、eReaderを読む、RSSを使う、HTMLファイルを見る点で非常に有用です。もちろん、E61用をE61にインストール。
3,PDIC辞書を変換するためにPDIC for Windows/DOS をPCにインストール。
4,目的とするPDIC辞書をPCにインストールしておきます
- PDIC Users Page; http://homepage1.nifty.com/yoshi_2000/
- Pdrug;http://www5.ocn.ne.jp/~palm-med/pdrug.htm
これで下準備は完了。
■変換します
1,まずフォルダをPC上に作ります(後で混乱しないため)
2,ここにPDIC辞書を入れておきます。
3,PDIC形式をcsv形式に
PDIC for Windows/DOSを立ち上げて、PDIC形式をCSV形式に変換します。[Tools]→[辞書の変換]を選択。転送元辞書をPDICテキスト形式、転送先辞書はCSV形式にして名前をつけて変換。保存場所は先ほどのフォルダに。
4、もび汁のperlスクリプトでplファイルを作ります
もび汁でcsv2html4mbp2.plの内容を、PCのメモにコピペして、辞書の表示名、辞書データ名、中間ファイル名をそれぞれ書き換えた後、名前をつけて拡張子をplとして先ほどのファイルに保存。
もび汁は神様のようですm(_ _)m
5,csv形式をhtml形式に変換します
このplファイルをダブルクリックすると、先ほどのcsvファイルをhtmlファイルに変換してくれます。
6,html形式をprc形式に変換します
MobiPocket Readerを立ち上げて、eブックの欄でファイル変換/HTMLファイルから、5で作成されたhtmlファイルをmobipocket用にprcファイルに変換されます。圧縮したい時にはmobipocket creatorで。
7,E61に転送。Mobipocket Readerで開きます。元ファイルが20-30Mb程度の大きさなら問題無いようです。インクリメンタルリサーチが効いて、サクサクと動きます。ただ英辞郎のフルバージョンはファイルの大きさからか、厳しそうです。
先人の方々、作者の皆様に感謝です。ほとんど費用がかからずに、E61の辞書化が出来ましたm(_ _)mm(_ _)m
結構なプロセスを書きましたが、それほど時間はかかりません。間違えなどありましたらご教授下さい。