今年の思い出4;購入したPDA達
1、LifeDrive 編
外観の美しさと4Gという用量に惹かれて購入しましたが、当初は想定の範囲外の事象が続発しました。困っていた点を以下に挙げますと、
- ハードリセットでHDD内の記録も消失
- 大きめのアプリを連続して立ち上げたり、オレンジ色なランプが点滅している間に触ったときにはしばしばソフトリセットがかかる
- リセットからの復旧時間がやたらとかかる
- ATOKを入れるとリセットがかかりやすくなる
- POBoxを入れても反応速度が遅い
- TCPMPでリセットがかかりやすい
- 全体にキビキビ感が無い
といったところでしょうか?もう少し調べてから買えば良かったと少し後悔したのも事実です。
でもハードリセットは特殊なリセット方法を知ったことで、ATOKは辞書を外部メモリに逃がしたり使用しないことで、POBoxはPOBoxDAやPOBpatchの導入とPOBox自体が1.7.2iにアップデートしていただいたことで、ソフトリセットはDBCacheToolを入れてキャッシュの管理を細かくすることで、さらに操作性に気をつけてAVに特化した使い方に限定することで、何とか自分としては実用レベルになりました。でも日常の持ち歩きは自然に減り、寝オチマシンとしての役割が主となっていました。
そこに2.0へのupdateが年末にあり、HDD内データを残したままのリセット方法の追加、全体に安定化、操作性の向上、音質とWi-Fi感度の改善があり、当方の環境では快適なAVPDAになっています。LifeDriveをベースとした、「それでも私はpalmを使う;英語版palmを使い倒す方法の全て」も出ましたし、発売から半年以上を経て扱いやすい状況がやっと揃ってきたという印象を持っていますが、英語版初めて、Palm初めての方が買うには相当challengingであることは否めません。
ここにまとめも書きましたし、ある意味色々な勉強をさせていただいたPalmで変な愛着があります。G:palmのまとめもアップしなければいけない気がしています。
2,Treo650編
TungstenCからの乗り換えです。ここ2年ほど、仕事で移動する機会が非常に増えたので、M1000の購入をきっかけにどこでもネットに繋がる環境が欲しくなり購入しました。本来M1000のみで良いのかもしれませんが、当方の場合、
という理由があったから(ホントは憧れていたから (+_+)\バキッ)購入しました。値段は張りましたが、手帳として、M1000のペアとして最高であると思います。
その魅力は、各方面に十二分な記載があるので割愛します。先人の方々の大変な努力によって非常に導入しやすい環境になっているのは紛れもない事実です。
BT付き携帯か、Enfora Wi-Fi Adapter for Treo 650などが無いとネットが出来ず、TungstenCに比べて遅くて不安定な点は事実ですが、片手で快適にどこでもキーボード入力出来て、美しくて見やすい液晶を持ち、バッテリーの持ちは良く、PetitLaunchで快適一発アプリ呼び出しが揃ったTreo650は、手帳の代わりとして一番長時間持ち歩いているPDAであることに変わりありません。
3,TX編
LifeDriveがアップデートする前に発売されたので、前述のように不安定であったLifeDriveの代わりにしたいと購入しました。
結果、LifeDriveは安定してしまったのですが、TXはコストパフォーマンスに優れた手帳としても非常に良いPalmであると思います。
T|Xの良い所
- 日本語化が簡単
- LifeDriveに比べてリセットがかかりにくく、かかっても再起動が結構早い
- 音楽、静止画、動画 (TCPMP)を高いレベルで安定して楽しむことが出来る
- PIM系のアプリを安定して使うことが出来る (KsDatabookも使用可能)
- BT、Wi-Fi内蔵
- ランドスケープ表示対応で切り替え速度も速い
- Treo650に比べて広大なメモリ。
- キビキビした動き
注意する点は以下でしょうか?
- Unicode対応のブラウザ不在
- Mail、PDF、PowerPointは3rd Party製品必要
- カメラなし。ボイスなし。
- バッテリーの持ちがやや悪い。AVやネットを良く使うと、1日持たない可能性がある
- ハードボタンの反応性が今ひとつ。
Graffitiが苦にならない方に対しては、現状で個人的に一番お勧め出来る英語版Palmかと思います (Z22は経験が無いので)。