[その他]英語の文献をPalmで学習&編集

nabehisa2005-11-13


最近、PDAと海馬ではなく、PDAPDAになっている当サイトです (+_+)\バキッ。たまには、自分の海馬にやさしいと思っているPDA使用方法も少しご紹介します。

ぼくたちの仕事では、論文を読む際、元文献が英語版PDFであることが多いんです。また、PubMedというサイトで論文の要約のみを確認していくことも少なくありません。折角読むのだったら、「あーあの内容ってどの文献のどこに書いてあったっけ?」という現象を極力減らしたくなるのが人の常。

一つの方法は、片っ端にPDFファイルをPalmに入れておくことですが、PDFそのままでは、取り扱いも面倒ですし、編集も出来ません。そこでDOCファイルの出番です。

まずはPCでPDFファイルをテキストで書き出し、おにぎりでDOCへ変換。インターネットの画面であれば、その画面の文章を選択して、おにぎりで変換。英文を読んでいくときは、WDICでこのDOCファイルを読みます。現在のv 1.3.36betaであれば、Treo650かT|Xの5-way navigatorの左矢印を押せばDOCファイル選択画面に移動します。そこで英語を読んでいく訳ですが、タップ一つで日本語訳が出てくるので快適に英語を読むことが出来ます。
このあたりは、右脳先生のこの記事が大変参考になりますm(_ _)m
http://unoubeya.main.jp/nicky.cgi?DT=20050825A#20050825A
昨日、読んでいて気づきましたが、BDictyが入ると同様にコマンドストロークに手の模様をタップするだけで英英辞典にもなり便利で勉強になります。

全訳する場合は、一方のPDAで読みながら、もう一方のPDAで訳を書いていっても良いですし (笑)。その際は、やはり右脳先生のこの記事が参考になります。
http://unoubeya.main.jp/nicky.cgi?DT=20041015A#20041015A
もちろんdamemopadなどで、訳を書き込んでいっても良いと思います。

あとは、そのまま英文を残すと何が大事な内容であったかすぐに分かりませんので、大事な文献は、DOC編集ソフト (最近はTealDOCソフトがお気に入りです) で要点のみを切り出してカテゴリー分けして保存しておくことで後から簡単に見直すことができます。最近は、JFileでデータを整理しなおそうとも思っています。こうして溜めておけば、抄読会の資料作成、Review原稿なども、DocumentsToGoのワードへコピーペーストするだけでいつでも作成出来ます。この方法で移動時間などに効率よく論文を読めますし、読みっぱなしで「あれ、どこに書いてあったっけ?」「この内容で良かったかな?」が減っています (^^
この方法の欠点は図表を見ることが出来なかったことですが、新しいDocumentsToGoやPalmPDFのおかげで、native fileもPalmに保管しながら文献データベースが作成できそうです。
便利な方法を教えていただいた右脳先生、大変便利なソフトをたくさん出して頂いている作者の皆様に感謝です。